暮らす、働く、遊ぶ 毎日が輝くベストな選択
自然と浮上したのはオールインワンの家
今回インタビューでおじゃまさせて頂いたのは鹿児島県出水市。
ともにスタイリストとして活躍するEさん夫婦の住まいは、店舗付住宅。
「結婚当初から一軒家への憧れはありましたが、具体化したのは娘が生まれてから」と振り返るご主人。
夢だったふたりのお店を持つためにテナントを借りるという選択肢もあったが、
やはり2軒分の家賃は難しい。いつしか店舗付住宅という結論に辿り着いたという。
とはいえ、生活感が出やすい店舗付住宅に苦手意識も抱いていたのだとか。
「人の家にお邪魔している感覚で、入りづらさを感じていました。」
そんな時にnicoさんに出会いました。
メリットは数え切れない!店舗のプロとつくる家
子育てしやすい環境を求め、奥さまの実家近くに居を構えたEさん。
「住居と店舗はガラリとイメージを変えてほしい」とオーダー。
開放的な吹き抜けに、エッジのきいた勾配天井。
リビングから主寝室へ、オープンスペースから徐々に
プライベートな家族の居場所へと切り替わっていく間取り…。
ゆったりと過ごせるにも関わらず、どこかドラマチックな空間構成は
数多くの店舗を手がけたnicoならでは。時短を前提とした動線は、
子育てと仕事の両立に奮闘する奥さまも大絶賛だ。
現在は週末のみ帰宅する単身赴任生活、
年明けから一緒に暮らせることを心待ちにしているというご主人の頬にも
「家が便利で快適だから、体がよく動くんです。
気がつくと家事をする時間が増えました。」と照れ笑いが浮かぶ。
高い機能とデザインを併せ持つ住まいは、
そこに暮らす人のライフスタイルも自然と心地よく変えていく。
こだわりと願いを込めて地域に愛されるお店づくり
住宅はチャコールグレー、店舗はオフホワイト。
明暗のコントラストが田園風景に映え、別棟にも見える「町の小さな美容室sui」がふたりのお店。
10月のオープン以来、着々とファンを増やしている。
「建築中は地域の方々が、私たち以上にしっかり見守ってくださっていました(笑)
お店ができて嬉しいというお声もいただけて、私たちこそ本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。」と奥さま。
モダンで明るい店内には、プライベート時間を満喫できるシャンプーブースに、キッズルームも。
お子さんからオシャレを楽しみたい方、あまり遠くに出かけられないご年配の方。
どんなお客様にも気軽に足を運んでもらえる場所になれば」と語る瞳は温かく、やさしさに満ちたもの。
その思いやりは、まだ小さな長女にも惜しみなく注がれている。
「子どもが成長する過程で、いつでも近くにいられる環境がありがたい」
と頷き合うふたりの本当のスタートは、もうすぐそこだ。